磐越ドライブ(1日目)
JRダイヤ改正の週末に福島と新潟に行きました。ルートはリンク先の通りです。
まずは国道298号の外回りを走行。三郷からは常磐自動車道で一気に福島県に行きました。9年ぶりに運転を再開する常磐線の富岡〜浪江間の列車に乗るためです。
富岡駅のさくらステーションKINONEで昼食。カレー蕎麦の上にカツという組み合わせはあまり食べたことがないので頼んでみました。
列車が来る数分前にホームに入場。運転を再開した浪江方面の信号が青になっていました(写真では小さい・になっていますが)
浪江までは普通列車でも4駅で20分しかかかりませんが(所要時間は列車によってばらつきあり)、折角なので品川発仙台行きの特急ひたち13号に乗ることにしました。富岡駅に着いてから指定席券売機で特急券を買ったのですが、2〜3両分の座席表を見たところ、窓側はほぼ満席で通路側はまとまった数の空席があるという感じでした。
乗車時間12分のちょい乗りですが、指定された席に座って車窓を眺めました。家や道があっても人や車が動いている様子のない車窓の中、大野〜双葉間で接近した国道6号だけは地方で鉄道から見る幹線道路として普通の交通量だったのが印象的でした。常磐線を1往復する間に列車の中でも駅でも多くの人を見ましたが、それは道路でいうと国道6号を見たに過ぎません。
特急ひたちからは浪江の1駅手前の双葉で降りました。駅舎の時計はあの時刻を指しています。
15分で後続の普通列車が来たので今度は浪江へ。駅前に「高原の駅よさようなら」の歌碑があり、その前の決められた場所に立つと音楽の再生が始まります。
帰りは浪江から富岡まで1本の普通列車に乗りました。車内の吊り下げ広告にはこの日に開業した高輪ゲートウェイ駅の混雑に関して注意喚起するものもありました。往路で乗った特急は品川始発で、富岡駅前の駐車場には首都圏ナンバーの車も多く止まっているというように、常磐線を1往復している間は首都圏を意識させられる場面が多かったです。
車に戻り、カーナビの目的地を新潟駅前にセットしました。今度は国道6号を浪江方面に走行。こちらは2014年に通行証がなくても通過できるようになりましたが(ただし当時は二輪でない自動車に限られていました)、帰宅困難区域では歩行者と軽車両の通行禁止、青信号と黄色点滅信号の特殊な使い分けといった運用がまだ続いています。
浪江で国道114号に入り、県道62号経由で二本松へ。国道4号をしばらく走って県道8号に入り、磐梯熱海の辺りで国道49号に出ました。この国道49号が新潟に繋がっています。猪苗代や会津若松を通過し、会津坂下のロードサイドで夕食を摂ったらさらに新潟方面に走りました。
23時には新潟県に入っていました。学生時代ならこのまま夜のドライブを続けたかもしれませんが、月曜の仕事に響くといけないので越後平野が広がる少し手前(咲花駅付近の駐車場)で車を止めました。