羽越ウォーク ~After Mikuni~ 9. 湯野浜温泉〜酒田駅
2021年5月5日(水・祝)
県道38号
距離: 21.6km
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湯野浜温泉バス停からサイクリングロードに沿って進みました。庄内交通湯野浜線(鶴岡〜湯野浜温泉)の線路跡です。
道沿いに八重桜が咲いていました。
しばらく進むと普通の道に出ます。直進すると七窪駅のあった場所に出られますが、左折して線路跡を離れました。
県道43号を少し東進してから日本海東北自動車道と国道112号の間の道を北上。この辺りは畑が多いです。
砂利道もあります。
庄内空港の南側まで来ました。奥に写っている地下道で滑走路の下を潜ります。
地下道を出たら庄内空港緩衝緑地を通って、
庄内空港ビルに立ち寄りました。羽田行きの飛行機が出発する時間だったので、送迎デッキから離陸の様子を見ました。
庄内空港からさらに北上。日本海東北自動車道沿いを少し歩きました。
赤川の少し手前で庄内平野に下りました。ここまでは庄内砂丘で畑が多かったですが(メロンが特産品らしいです)、ここからは田んぼが広がります。
その先はしばらく県道38号を進みました。黒森から坂野辺新田までは見通しの良い直線で、自動車が対向車線に出て前の自動車を追い越す場面も何回か見られました。
錦町を通過して京田川の堤防へ。少し下流に進んで国道112号に出ました。
国道112号の出羽大橋で京田川と最上川をまとめて渡ります。川の向こう側は酒田の中心市街地です。
山居倉庫。1893年に、旧藩主酒井家によって米の保管のために建てられました。現在も農業倉庫として使用されています。
立ち並ぶ倉庫のうち1棟は庄内米歴史資料館になっているので見学しました。米に関する様々な展示があり、山居倉庫での作業の様子などは人形を使ってリアルに再現されていました。
山居倉庫の西側には欅並木があり、日本海からの強風と夏の直射日光から倉庫を守っています。
本間家旧本邸。1768年に建造された武家屋敷です。開邸時間がもう終わっていたので門だけ見て先に進みました。
市街地を進んで酒田駅に到着。今回はここまで。
羽越ウォーク ~After Mikuni~ 8. あつみ温泉駅〜湯野浜温泉
2021年5月4日(火・祝)
国道7号 / 県道50号 / 国道112号
距離: 25.7km
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あつみ温泉駅からさらに北上。この日は朝から晴れていました。
駅から少し進むと「奥の細道 芭蕉宿泊の家」があります。ここが出羽路最後の宿で、芭蕉はここに泊まった後、越後路を進みました。
国道7号を進むと立岩が見えてきます。50m強の高さがあります。ここにマルバシャリンバイが自生しているのですが、日本海岸の北限自生地のため、県指定天然記念物となっています。
立岩の麓に矢除神社があります。景行天皇の時代の東北制圧の際にここで戦闘があり、矢を除けるのに立岩が活用されたという話が伝わっています。
立岩から少し進むと塩俵岩。塩俵を積み重ねたような形をしています。
五十川駅の少し手前。車は左のトンネル、歩行者は右のトンネルを通ります。右のトンネルは羽越本線の旧線跡らしいです。
鬼かけ橋の石碑です。鬼かけ橋はこの近くの海岸にあった岩組で、街道の難所でした。
小波渡、三瀬を通過したところで国道7号とは一旦お別れ。左折して県道50号に入りました。
坂を下ると由良の漁村に入ります。
由良海水浴場にて、恵姫と美凰がマスクをしていました。この姉妹は、593年に都から船で逃れてきた蜂子皇子をこの海岸に招き入れたと言われています(八乙女伝説)
由良海岸の沖合には白山島があり、橋を渡って行くことができます。
橋を戻って砂浜を進みました。川が何本か砂浜を横切っているので注意。
砂浜の終わりが近づいてきたら県道50号に上がりました。そこからは再び県道に沿って進みました。
油戸漁港を過ぎると歩道が右から左にシフトするポイントがありました。写真では分かりませんが、左の歩道はこの写真を撮った辺りから始まっています。交通量は多めでしたが、隙を見つけて無事横断しました。
加茂水族館の近くにある荒埼灯台からの眺め。遠くに見えるのは鳥海山です。翌々日まで歩いてあの山の麓に到達してから帰宅する予定。先は長いです。
加茂港。北前船の寄港地でした。
海沿いの道をさらに進むと湯野浜の温泉街に入ります。湯野浜温泉は、天喜年間(1053〜58年)に亀が温泉で傷を癒しているのを地元の漁師が発見したのが始まりと言われており、古くは「亀の湯」と呼ばれていました。ちなみにこの日のスタートのあつみ温泉には、鶴が温泉で傷を癒しているのを木こりが発見したという似たような話があります。
湯野浜温泉バス停がこの日のゴール。ロータリーの中央の足湯に浸かってバスを待ちました。