関越ウォーク 街道ルート 20. 蔵王橋東詰〜与板〜地蔵堂
2016年10月31日(月)
三国街道
距離: 22.4km
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ホテルをチェックアウトし、長岡駅から越後交通バスで蔵王橋東詰へ。この日はここから歩きました。
蔵王橋で信濃川を渡り、蔵王橋西詰交差点を右折。ここから1.6kmは県道473号に沿って進みました。県道473号が左に直角カーブを描いているところで信濃川の堤防へ。堤防の上の道を進み、北陸自動車道を潜り、川袋バス停付近で県道22号に出ました。
李崎上口バス停の少し先で左折し、集落の中の細い道を進みます。
上の写真を撮ってから700m進みました。この辺りは民家が連なっています。
蔦都の案内板です。この地を開拓した蔦都坊の略歴などが書かれています。
蔦都交差点を右折すると民家が途切れ、田んぼの中を進みます。
県道22号に出たら左折。星殿橋西詰交差点は右折です。この辺りから建物が増え、与板の町に入っていきます。
橘橋西詰交差点を左折した先にある三国街道の道標です。与板地域にはこのような道標が多く立っています。
中町交差点を右折し、国道403号の雁木通りを進みます。この先に枡形(クランク)が2箇所。与板は城下町であり宿場町でもあります。
稲荷町交差点を左折し、与板警察署を通り過ぎると下与板の案内板があります。1975年まで与板を通っていた越後交通長岡線のことが書かれています。
志保の里荘付近で右折し、県道274号を離れます。その先は丘陵を左に見ながら北上。右からは信濃川の堤防を走る県道22号が近づいてきます。
岩方の案内板など。岩方にはホタルがいるらしいです。
町軽井の集落の先で県道22号に出ました。たぬき注意。
堤防道路を進み、国道116号に出たら右折。大河津分水路を渡ります。
大河津分水路。信濃川から日本海までをショートカットし、越後平野を水害から守っています。江戸時代から建設の請願はありましたが、本格的な工事が始まったのは1909年、完成したのは1931年です。
分水新町交差点を左折し、願王閣の前で右折。この願王閣の門前町として開けたのが地蔵堂で、三国街道の宿場もありました。
地蔵堂は赤みがかった道が印象的でした。消雪パイプから水に混じって出る鉄分が路面に残ってこのような色になるらしいです。
この日のゴールは分水駅。普通列車で長岡まで戻り、そこからは新幹線で帰りました。
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おまけ:
分水駅で買った帰りの切符です。柏崎を通らない経路にしたはずなのに「経由:柏崎・……」と書かれていて驚きました。係員によると柏崎は越後線と解釈するらしいです。
関越ウォーク 街道ルート 19. 越後滝谷駅〜長岡〜蔵王橋東詰
2016年10月30日(日)
三国街道
距離: 18.9km
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長岡から上越線で越後滝谷に戻り、駅の東側へ。県道370号に出てそこから北上します。岡南中学校を過ぎると田んぼが広がり、右に上越新幹線、左に上越線がよく見えます。片田交差点で国道17号と交差。この4車線の道は「長岡東バイパス」の名の通り、長岡市街地の東側に向かいます。
さらに県道370号を進むと摂田屋に入ります。天領で優遇措置があったことや良質な水、米、大豆に恵まれたことから、この地区では江戸時代に醸造業が盛んになり、それが今日も続いています。
摂田屋公園の近くで工事が行われていました。街なみ環境整備事業(摂田屋地区)の一環として行われた旧三国街道美装化工事です。写真奥のトラックが止まっているところから通行止めとなっていたので迂回しました。
吉乃川の酒蔵資料館「瓢亭」に立ち寄り、酒造についてのビデオを見たり日本酒の試飲をしたりしました。ここで日本酒の美味しさを知ったため、日本酒は吉乃川のを一番よく飲んでいます。
この瓢亭は2019年9月に閉館しましたが、翌月に酒ミュージアム「醸蔵」が近くに開館しました。より充実した観光施設になったようです。
瓢亭の前にある道標です。「殿様街道(旧三国街道)」と中段に書かれており、ここを三国街道が通っていたことを示しています。
瓢亭から少し北に進むとこんな感じです。工場の間を通ります。
摂田屋を後にして長岡方面へ。宮内駅の少し北、県道370号の跨線橋があるところで地下歩道を通り、信越本線と交差します。溝橋交差点からは県道498号。長岡市千手交差点を斜め左に進み、表町交差点を右折して長岡駅前に出ました。長岡がこの日の最初で最後の宿場です。
長岡駅前にあるシティホールプラザ「アオーレ長岡」です。市民交流の拠点として、2012年にできました。この辺りが長岡城の跡地で、壁に取り付けられている木板に長岡城の歴史が書かれています。
表町交差点まで戻って右折。関東町交差点からは国道351号、新町一丁目交差点からは国道352号です。新町三交差点を右折し、北長岡駅へ。駅前のラーメン屋に入りました。
北長岡駅の少し先で栖吉川を渡り、そこからしばらくは福島江に沿って進みます。下々条公園付近で福島江を離れ、栖吉川沿いへ。堤ヶ丘公園付近は堤防の上を通りますが、その後すぐに下りて家々の連なる道を北上します。北陸自動車道を潜った少し先で今度は信濃川の堤防に上りました。
三国街道はこの辺りで信濃川を渡っていました。
徒歩で渡れる橋が近くにないので長岡方面にバック。堤防の上の道を4.2km歩くと蔵王橋東詰に出ます。信濃川を渡るのは次の日にして、この日は越後交通バスで長岡駅の近くのホテルに戻りました。
関越ウォーク 街道ルート 18. 堀之内〜六日市〜越後滝谷駅
2016年10月29日(土)
三国街道
距離: 25.7km
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堀之内まで歩いた3週間後です。湯沢から歩いた日と同様に、普通列車を乗り継いでスタート地点まで移動しました。
越後堀之内駅を出たら国道17号を渡って魚野川方面へ。上仲町交差点を左折して県道371号を進みます。
上仲町交差点から県道371号に入るとこんな感じです。この辺りに堀之内宿の本陣がありました。
堀之内中学校を通り過ぎたら国道17号に出ますが、田河川を渡ったら右折して再び国道17号と魚野川の間の道を進みます。宇賀地交差点からは国道17号。北堀之内駅を通り過ぎて左から山が迫ってきたら左折して坂を上ります。
峠を越えると上越新幹線が見えてきます。写真に2本写っているトンネルのようなものは新川口変電所の設備を覆うスノーシェルターです。
和南津交差点で国道17号に出て、120m進んだら左折。県道557号を通って魚野川に出ました。
三国街道はこの辺りで魚野川を渡っていました。和南津の渡しといいます。
国道17号の和南津橋を渡り、野田交差点を左折。川沿いの道を進んで和南津の渡しのあった場所(上の写真の対岸)で右折しました。
坂を上ると国道17号。カーブの内側に駐車帯があります。その先の信号で左折。国道17号と魚野川の間の道を進み、関越自動車道を潜ったら道の駅越後川口に出ます。
道の駅越後川口で越後名物の笹団子を買いました。このときから新潟に行ったり東京で見かけたりしたときによく買うようになりました。
道の駅の600m先、国道17号の左側にカラフルなピラミッドがあります。消流雪用水を魚野川から取るためのポンプ場で、「サン・アントリア・川口」という名前が付いています。
東川口交差点を斜め右に進むと越後川口駅に近づきます。この辺りが川口宿です。
こんな感じの通りを進みます。
奥に写っている越後川口駅は、「越乃Shu*Kura」の運行開始に伴いこの年にリニューアルしました。
上越線を潜り、国道17号とも立体交差。その先は県道421号を進みます。
ちなみにここまでは長岡市でした。2010年までは川口町だった地域で、今は長岡市の他の地域と接していない飛び地となっています。
小千谷市に入ってから290mで右の道へ。県道548号に出て木津南交差点で国道17号を渡ります。国道351号に合流して上越線を越え、盛土から下りたら左の道に入ります。
追分地蔵です。台座に「右ハながおか 左ハおぢや」と刻まれています。ここは左に進みました。
※本当は右が正解らしいです。
国道351号と交差し、さらに300m進んだら右折。小千谷高校と信濃川の間を通過します。
その先でアーケード付きの道と交差。国道291号です。この道を東に450m進むと小千谷駅があります。
東小千谷中学校付近より、信濃川方面の眺望。小千谷宿は三国街道沿いではなく信濃川の対岸にありました。
中学校の先の丁字路を左折。国道291号を進みます。上越線が右に並行しますが、600mほど進むと離れ始めます。その先の稗生本村交差点は右折です。
薭生ICです。国道17号(小千谷バイパス)と国道291号を繋ぎます。
丁字路に出たら右折し、国道291号を進みます。上越線がトンネルに入るところで国道291号を離れ、そこからは県道589号を進みます。
その先は信濃川の右岸に山が迫り、榎峠と呼ばれています。戊辰戦争の戦場だったことを示す記念碑があります。
妙見堰交差点で越の大橋を渡ってきた国道17号と合流。妙見交差点で斜め右です。
道の左右に住宅などが連なります。妙見と六日市は互いに近いですが、どちらも宿場でした。
六日市北交差点で国道17号に出て上滝谷交差点で再び右へ。その先の越後滝谷駅がこの日のゴールです。長岡駅の近くのホテルに泊まりました。